真綿で首を絞めるような

呼吸がし辛い夜の条件がいくつかある。あまり仲良くないひと達がいるグループLINEで発話したり、バイトで自分なりに気を使って頑張ったことが評価されなかったり、自尊心が高い人のそばにいて苦しくなったり、私は彼氏が一度もいたことが無いのに彼氏の自慢をされたり。こういう条件が不幸にも揃ってしまった夜には、しこたまコデインを摂取してサイトとか仲の良い人だけフォローしているTwitterとかに潜り込む。私の本名から私を隠してくれる場所に。コデインは隠れている私を正当化してくれる、なんともありがたい化学物質で、劣等感だらけの思考回路を幸せな気持ちにしてくれる。酒なんかよりずっと楽しい。他人から見たら立派な薬物依存なんだけど、薬中の口からあえて常套句を言わせてもらうとやめようと思ったらやめれます。なくても生きていけるし、本当に死にたい時にはODはしない。優しい気持ちになりたいときに、自分の心の中でひどい言葉で他人を傷つけたく無いときに使うの。ODは私の気遣い。だから許して