途中で席を立つ、フィナーレは見ず

夢で何度も見る風景がある。私はそこに行きたいんだけど、夢の中だから絶対に行けないんだ。

羨望する光景は過去の記憶に裏付けられた絶対に辿り着けない場所。そこは誰にも邪魔することのできない、私のための私だけの秘密基地。自分のことを何も守ってあげられてないけど、せめてここくらいはちゃんと守り続けていきたいね。